2020年10月16日金曜日

4号自動式電話機(ぞうげ)

機種名 4号Ç共電式電話機(ぞうげ)

製造年 1960年(内部部品より)

製造期間 昭和25年〜昭和37年


4号自動式電話機は、戦後、従来の3号電話機の性能を更に上回る新形電話機として昭和25年に誕生し、東京・丸の内局など6局で商用試験が行われ、昭和27年から本格的な4号化が進められた。“ハイ・ファイ電話機”といわれるほど感度が高く、そのためケーブルの細芯化にも大きな効果をあげた。

4号機には黒の他に、うすねず、ぞうげ、わかくさ、ふじ、えんじ、あおたけ、もも、と公衆電話の赤が存在する。他には壁掛け式や磁石式、ボースホーンと多くの形状が存在する。


この電話機は「ぞうげ」仕様になる。黄ばんでしまったものが多いが、この電話機は後に研磨されているのか黄ばんだ感じはない。「ぞうげ」はよく送受機のキャップ部分にヒビが入っているものが多いが、この電話機にはヒビは見当たらない。エンブレムは電電公社ではなく富士通信機仕様。






ダイヤルはメッキ仕様、センターのラベルは黒用のコピー品。本来は数字の黒い部分の色が違っている。カールコードも酷く劣化しているものが多いが、このコードは多情の日焼け程度で済んでいる。
フックボタンも白いものが付いている。カラー4号のフックボタンは稀に割れて短くなっていたり、ヒビが入っているものがあるので注意が必要だ。




回路は富士通で揃っている。誘導コイルから1960年製造のものと思われる。4号電話機では後期の仕様になる。

4号電話機に関しては、性能的な問題はなくなったので、現在でも充分使用可能だが、後の600型に比べると重さがあるのと、4号ダイヤルの耐久性に関しては注意が必要になる。

0 件のコメント:

コメントを投稿