4号電話機の裏に貼ってあるシールを集めてみました。参考資料用です。
4号電話機(ぞうげ)日立製作所
4号共電式を自動式にした電話機のシールです。「ぞうげ」なので
特仕(特別仕様?)となっているのだと思います。
4号電話機の裏に貼ってあるシールを集めてみました。参考資料用です。
4号電話機(ぞうげ)日立製作所
4号共電式を自動式にした電話機のシールです。「ぞうげ」なので
特仕(特別仕様?)となっているのだと思います。
4号電話機の回路です。参考資料用です。
コンデンサや誘導コイルの形状違いで勝手に前期、後期と呼んでいます。
他には抵抗とコードの材質、コードの束ね方などが何種類かあります。
1960年富士通(ぞうげ)後期仕様
コイル、コンデンサ、抵抗、コードの材質、束ね方が違っています。
富士通の富士型3号電話機の共電式です。FUSI No.1の記載があるタイプです。
この電話機はシーメンスの電話機の日本仕様版です。
FUSIのFUは古川、SIはシーメンスのSIだそうです。
回路は、受話器内部は新しい方のモノですが、配線やコンデンサは当時のモノのようです。
絶縁性能が少し怖いです。コードは、受話器側は細い4芯を編み込んだものでしたが、劣化がひどかったので袋打ちに変更してあります。回線用のコードも同様に袋打ちコードを交換しています。この状態でも動作はします。ただし性能は、ベルの音も弱く、音質も音が割れてしまうので聞き取りづらいものです。
実用的になるのは4号機以降なので、3号以前のものは”大きな声ではっきりと”喋らないと会話できません。それが当時の”味”ではありますが…
有線電話機 日立製作所 HSA-330 電話機 103K
スピーカーホンとのことで入手しましたが、ハンズフリーのスピーカーホンではなく、
有線電話のスピーカー付きの電話機でした。
後の取手部分の赤いボタンが何をするのか不明です。
底のダイヤルは、スピーカーの音量調節でしょうか?
外観からは、NTT回線でも使えるような気がしていましたが、回路は全然別物でした。
受話器内は問題なさそうですが、ベル部分以外は600型とは全く違っています。
試しに回線につながっていないSIPアダプタにつなげてみましたが、発信音も聞こえませんでした。
有線電話はすでにサービスが終わっていますので、この電話機がまた使用されることはないのでしょう。
どうせ使えないのであれば、スピーカー部分を改造してラジオでも入れてみたら面白いかもしれません。